5月某日パークマネジメント サツマイモ植え

御前山広場にサツマイモ苗を植えました。
「今年は朝夕の気温が低くて苗が伸びひんらしい。もうちょっと待ってて」と
はしづめ商店さんから聞いていて、いつかな〜と心待ちにしていた。
「苗が入ってきたよ」と連絡があり、雨の降る前に植えることに。
花壇に腐葉土をいれようと、落葉ヤードを掘り起こすと、カブト虫の幼虫がごろごろと出てくる出てくる。
公園で遊んでいた子ども達が集まってきて、カブト虫に詳しいソウスケ君が何匹いるか数えてくれたら、
なんと20匹も。ちょっと掘っただけで20匹とは。毎年確実に増えてる。
途中、サナギを発見したので「もう掘るのをやめよう」と提案があり、
ちょっと土は少ないけど、公園で遊んでいた子ども達(7人)とサツマイモの苗を植えました。
「公園に遊びにきたら、苗がどうなってるか見ておいてよ〜」
「秋に一緒に収穫しよ〜な」といって苗植え終了。
片付けをしていると、
今年中学生になったK君が「なにしとん?」と声をかけてくれた。
最高に嬉しかった〜。
(記者:米やん)

11月26日の記録 パークマネジメント

「ちょっと落ち葉がなくて残念、でも楽しかった広場清掃!」
11月23日(祝)の予定だったが、雨天のため26日(土曜日)に振り替えとなった御前山広場(すべり台公園)の清掃。
3才からシニアまで、広場に遊びに来た小学生も一緒に20人ほどで公園清掃・輪投げの練習・芋掘り、そして花壇のお世話をした。
枯れ葉が落ちてくるのはもう少し後なので、今回は落ち葉もゴミもほとんどない状態だった。
がんじき、フゴ袋、竹ぼうきを用意して、落ち葉かきを楽しむ気になっていたので残念だったが、暖かい日差しの中で再来週の校区での大会に向けて、輪投げの練習をたっぷりと楽しめた。
ベテランの田中さんから「投げ方・狙い方」のアドバイスを聞いてさっそくそれぞれ投げてみた。
小学5年生男子が「無欲、無欲、無欲」といいながら輪っかを投げて、高得点を取る様子がなかなか楽しかった。
輪投げの練習のあとは、お待ちかねの芋掘り。
5月にみんなで苗を植えてから6カ月。夏の間、葉っぱがよく育ち、土の中ではサツマイモが大きくなっていた。
子どもたちと最初にサツマイモの掘り方の確認!
①サツマイモがありそうな場所を見つける
②ちょっと離れたところの土を掘り崩すようにスコップを使う
③ツルを引っぱりながら芋を掘り起こす
この手順をみんなで確認してからスコップを使って掘ったので、お芋さんを傷つけることなく、ころころっときれいなサツマイモを山のように収穫できた。
ついでに落花生も抜いて、みんなで収穫した。
さいごに花壇用に落ち葉ヤードから腐葉土を取り出したら、幼虫が大小ごろごろ。
でっかいカブトムシの幼虫を6匹発見し、小学生が「家で飼いたい」と3匹ずつ飼育ケースにいれて連れて帰ってくれた。
最後に、みんなでチューリップとスイセンの球根、そして大麦を植えて本日の作業終了。
サツマイモを山分けして解散した。
これから冬を越して来年の春が楽しみですね!

千姫天満宮建立400年祭 3月5日春まつり

千姫天満宮建立400年祭
無事にお開きとなりました。お天気がとにかくよかった。
ぽかぽかと暖かく、過ごしやすい3日間でした。

スローソサエティは、主催の千姫天満宮総代会のお手伝いをしておりました。
3月5日(日)は、ちょうど400年にあたる日で、神事もあり、厳かな雰囲気漂う始まりとなりました。
千姫天満宮で行われた神事は見ることができませんでしたが、
その後、境内に降りてきた皆様が、「いやさか(弥栄)」という掛け声とともにお酒を飲みました。
いやさか?聞きなれない言葉で後で調べると、弥生時代から使っていた言葉で、杯を交わす人同士、
『未来永劫繁栄し続けるように』と願い使われていた言葉だそうです。

崇敬会館2階では、千姫かるた体験・貝合わせのワークショップ
庶民の中に、千姫様がいるっていう

なんとも、不思議な空間でした。
千姫さんの時代は、こんな静かなときが流れていたのでしょうか。
それとも、あんみつ姫のようなドタバタだったんでしょうか。

11時からは循環ができていた江戸時代に倣って、ゴミを出さないマルシェ「ヒメジくるくる市 mini」を開催しました。
 

千姫春まつりに来られた方が、ついでに立ち寄って楽しんでもらえればいいなということでの開催でしたが、
第1回の時のように、環境問題に意識を持ってお買い物を楽しむ人ばかりではなかったので、
「こんなマルシェがあるんかあ」と知ってもらえたらよいなと思いました。

なかなかマイ食器を持ち込んでのマルシェ飲食というのは浸透していませんね。
さて、今回私はホネカレーさんのチキンスパイスカレーをマイ食器でいただきました。
「大きなお皿は盛りやすい」とつぶやかれていました。
みなさん、大きなお皿を持っていきましょう!
そして、マイ食器でのご来場、マイ食器での飲食の提供ありがとうございました。
第2回ヒメジくるくる市は5月に開催予定です!

3月3日~5日 千姫春まつり

3月3日千姫春まつり
初日が無事に終了しました。
千姫天満宮総代会による、3日間のイベントです。
初日は、千姫とひなまつりをテーマに、「千姫と雛あそびの今昔」として、
日本玩具博物館学芸員の尾崎さんより、雛あそびの起源や千姫が生きていた時代の雛あそびについてお話をお聞きしました。
元々、邪気払いの意味もあり、桃の節句であった中国から伝わった文化と、
宮中の女の子の遊びだった雛あそびが混ざり、飾りになり、豪華になり、
次第に庶民にも知られていったということです。(ざっくりと言いすぎていますが、難しいです)
昔のことなので、まだまだ研究途中でわかっていないこともあるようですが、そこが、また雅ではありませんか。
「日記や写真などを残しておくと、未来の人に見られるんだなあ、残さないようにしよう」と思った香久山カグヤでございます。
さて、明日4日(土)は「千姫と羽子板まつり」をテーマに
13時半~「千姫の羽子板と山野井村のものがたり」のお話を聞きに行きませんか?
境内では羽根つきも楽しめますよ。ぜひぜひどうぞ。
5日(日)は、千姫天満宮建立400年の日です。
勧学祭、神事、梅花祭
奉納の舞
千姫かるた会(江戸時代に戻って百人一首をたのしみましょう)
貝合わせワークショップ(千姫になったつもりで遊びましょう)
お茶席
ヒメジくるくる市mini(江戸時代のゴミを出さない暮らしに倣って、マイ食器、マイバッグ等をお持ちください。)
崇敬会館2階の公開展示、すごいですよ!ぜひ見に来てね!

1月14日 三浦豊さんと歩く城の西 姫山編

1月14日(土)小雨が降る中「三浦豊さんと歩く城の西 姫山編」を開催しました。

全体は2部構成。
午前の部では千姫ぼたん園を中心に、午後の部では、三の丸広場周辺を。
まずは、大手門外側にいる3本の木。
この木は、やけにきれいに剪定されています。
特に、姫路の街路樹や公園の剪定って、場当たり的で美しくはないのですが、ここの大手門の木は、やけに丁寧(何回も言うけども)。
この木は、クロガネモチという木です。常緑で、冬に実がなり、別名「百万両」と言い、お金持ちや子宝を連想させ、とても縁起の良い木だそうです。
なるほど、だから、扱いが丁寧なのか。
(いや、どちらかと言うと、姫路城の玄関だからだと思います)
それから、大手門を過ぎて左手にはイロハモミジがいます。
この木の役割を考えたことがありますか?「きれいなあ」じゃないんです。
これは、姫路城の天守が見えそうで見えないという演出をしているんですって。
そんな風に、一つ一つの木を丁寧な解説をしていただきながら巡りました。
さて、姫路城は世界文化遺産ですね。
世の中としては、「うちの〇〇をぜひ世界文化遺産登録に!」という市民運動があるものですが、
姫路城が世界文化遺産に登録されたときは市民運動はありませんでしたよね(私は幼少期だったため記憶にございませんが。)。
つまり、姫路城はそれくらいの歴史的遺産だということなのです、と三浦さんより教えられました。
だから、それがベースとなって、優先順位が姫路城を見せることになってしまうのでしょうね。とのことでした。
そうそう、百日紅(サルスベリ)の語源知ってますか?サルでも滑るっていう話は有名ですが、
三浦さん曰く、つるつる滑る木はいくらでもあります。
百日紅は南方系の木で、その現地の言葉で、「サールスベーリ」というそうです。
音がそのまま来たということですって。
へー!
面白いお話はたくさん聞きましたが、書ききれませんので、
またぜひ皆さんご参加ください。
主催:城の西エリアマネジメント準備会

1月8日 山野井公園まつり

1月8日(日)
「山野井公園まつり」を開催しました。
この取り組みは、姫路市と兵庫県立大学による次世代の小規模公園のあり方と管理方法に関する共同研究における社会包摂型公園管理の社会実験です。
姫路市内に公園はたくさんありますが、その利用と管理については、各地域での課題となっています。
小規模公園の在り方を考えるきっかけとして、また、どのような形で住民がかかわることができるのか、糸口をみつける社会実験となりました。
  
・公園利用に関するアンケート(お答えいただいたお礼に、焼き芋などのおやつふるまい)をする。
・公園の剪定木くず等を燃料に火をおこし、そこで煮炊きする機会を作ることで、人々の交流が生まれ、災害時の練習にもなる。
・昔遊びなど、手軽にみんなで遊べる玩具を通じて、多世代交流を促す。
・地域の飲食店等に出店依頼し、自治会が出店するという枠を外す。
・マイ食器持参呼びかけや、リユース食器の活用でゴミがでない工夫をする。
・公園に合った木々の剪定方法や落ち葉を堆肥にすることを学び、公園内で小さな循環を生み出す。
など、多様なテーマを一つの公園で開催し、住民のみなさまに「どうだったか」を感じてもらう一日となりました。
表面的な感想としては、「楽しかった」や「公園のポテンシャルを感じる」などでしょうが、
潜在的な課題や、なんとなく持っている公園や自治会に対する思い込みなども見えてきました。
私個人としては、「やさしい声掛けが生まれる場所になればいいなあ」と思いました。
アウェイな自分でも、気軽に「これ見てー」とか「食べてみる?」とか
「え?知り合い?」みたいな声掛けが、地域内だからできる、っていうのは、住んでいてとても安心するなと思いました。
なんていうか、子どもの頃、一人で公園にいっても、いつの間にか知らん子と一緒に遊んでいるみたいな感覚。

さて、アンケートの集計はこれからです。

実 施:姫路市建設局公園部、兵庫県立大学地域創造機構、山野井町自治会、岡町自治会、嵐山町自治会
事務局:スローソサエティ