姫路城の西にそびえる丘、それは播磨風土記に出てくる筥丘(はこおか)。
現在では、みんなに「男山(おとこやま)」と呼ばれています。
ここには、たくさんの木がいます。
さて、みなさん、
どれがなんの木かわかりますか?
それぞれの木の特徴を知っていますか?
わかんないですよね。
筆者、何回も解説を聞きましたが分からないです。
まるで、アイドルグループのようです。
そこで、地域のみなさまに、男山の木々を楽しんでもらえる方法はないかなと考え、
こんな札を作ってみました。
(見えますか?ジャングルに潜むなにか)
このQRコードをスマホのカメラ機能で読み込んでみてください。
すると、木の名前、木のキャラクター、木の特徴が見えるようになります。
「この少し黄色がかったテカテカした葉っぱの木は、なんていう木だろう?」
答えは、現地にて!この場所は、男山配水池公園の近くです。ぜひ頂上までお上りください。
男山は、
ふもとには、水尾神社
中腹には、千姫天満宮
山頂付近には、男山八幡宮 と、
3つのお宮さんがある、珍しい場所です。社務所にて御朱印も3ついただけます。
ここには、木もたくさんいます。
姫路に昔からいたであろう木もあれば、気候変動で育つようになった木、
鳥が実を食べて種を落としたであろう木、人間がわざわざ植えた木など。
木にもいろいろと、木の生きざまや考え、生きぬく技があって、
男山にいるたくさんの木もそれを見せてくれています。
ただ、慣れていないと見分けにくいという難しさ。
城の西エリアマネジメント準備会では、令和3年に森の案内人である三浦豊さんにお越しいただき、
男山の木々の解説をしていただきました。
少しでも、これがカシノキ、これがヒノキ、などとわかるだけで緑の見え方が変わってきます。
みなさんも、ぜひQRコードを読み取って、たくさんのキャラクターに出会ってみてください。
今のところ4か所に設置しています。順次増やしていきますね。